ピラティスコラム

【2026年】自宅でヨガ・ピラティスを始める完全ガイド|違い・選び方・おうちメニューを解説

自宅でヨガ・ピラティスを始めたい方へ。両者の違い・向いている人の特徴・初心者向けポーズとエクササイズ各5選を紹介。おうちで今日から実践できる完全ガイドです。

ヨガとピラティスの基本的な違いとは?

「ヨガとピラティスって何が違うの?」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。どちらもマットの上で行うエクササイズですが、成り立ち・呼吸法・期待できる効果に大きな違いがあります。

まずはヨガとピラティスの違いをしっかり理解して、自分に合った方を選ぶための土台を作りましょう。

ヨガとピラティスの成り立ち・目的の違い

ヨガは約5,000年前のインドで生まれた、心と身体の統一を目指す修行法が起源です。呼吸・瞑想・ポーズ(アーサナ)の3つを組み合わせ、精神的な安定と身体の柔軟性を同時に高めていきます。

一方、ピラティスは20世紀初頭にドイツ人のジョセフ・ピラティスが考案したエクササイズです。もともとは戦争で負傷した兵士のリハビリを目的に開発されました。身体の「コア」と呼ばれる体幹部分を鍛え、正しい姿勢を取り戻すことに重点を置いています。

コア(体幹)とは?

おなか・背中・腰回りなど、身体の中心部にある筋肉のことです。コアが強くなると姿勢が安定し、日常の動作もスムーズになります。

つまり、ヨガは「心と身体のバランス」を大切にし、ピラティスは「身体の機能改善」にフォーカスしているという方向性の違いがあります。

呼吸法・動きの違いを比較

ヨガとピラティスでは、呼吸のしかたと動き方が大きく異なります。

ヨガで使われるのは腹式呼吸です。おなかをふくらませるようにゆっくり息を吸い、ゆっくり吐きます。この呼吸法は副交感神経を優位にするため、リラックス効果が高いのが特長です。動きとしては、ひとつのポーズを数呼吸〜数十秒キープする「静的な動き」が中心になります。

ピラティスで使われるのは胸式呼吸です。胸(ろっ骨)を横に広げるように息を吸い、ろっ骨を閉じるように吐きます。交感神経が適度にはたらくため、集中力を高めながら身体を動かせます。動きとしては、呼吸に合わせて流れるように身体を動かす「動的な動き」が中心です。

副交感神経・交感神経とは?

人の身体には自律神経という神経があり、「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。交感神経は活動モード、副交感神経はリラックスモードのスイッチだとイメージしてください。

期待できる効果の違い【一覧表】

ヨガとピラティスの効果の違いを一覧表にまとめました。どちらにも共通する効果もあるので、あわせて確認してみてください。

効果 ヨガ / ピラティス
柔軟性アップ ◎ヨガが優位 / ○
ストレス解消 ◎ヨガが優位 / ○
メンタルケア・瞑想 ◎ヨガが優位 / △
体幹の強化 ○ / ◎ピラティスが優位
姿勢改善 ○ / ◎ピラティスが優位
ボディメイク ○ / ◎ピラティスが優位
ダイエット ○共通 / ○共通
肩こり改善 ○共通 / ○共通
腰痛予防 ○共通 / ○共通

ヨガは柔軟性・ストレス解消・メンタルケアに強く、ピラティスは体幹強化・姿勢改善・ボディメイクに強いという傾向があります。ダイエットや肩こり改善、腰痛予防などはどちらにも共通して期待できる効果です。

自宅でヨガ・ピラティスをするメリット・デメリット

ヨガとピラティスの違いがわかったところで、次に気になるのは「自宅でやるのって実際どうなの?」というポイントですよね。ここでは、おうちヨガ・おうちピラティスのメリットとデメリットを正直に整理します。

おうちヨガ・ピラティスのメリット5つ

  • スタジオ通いの費用を大幅に節約できる
    ヨガやピラティスのスタジオに通うと、月額で数千円〜1万円以上かかるのが一般的です。自宅なら、マットと動画さえあればほぼ無料で始められます。
  • 時間や場所を選ばず、すきま時間にできる
    朝起きてすぐ、お昼休み、寝る前など、好きなタイミングで取り組めます。忙しい方でも続けやすいのが大きな魅力です。
  • 周囲の目を気にせず自分のペースで取り組める
    「身体が硬くて恥ずかしい」「ウェアがおしゃれじゃない」といった心配は不要。自宅なら完全にマイペースで練習できます。
  • 通勤・移動時間がゼロで続けやすい
    スタジオへの移動時間がないぶん、そのまま練習時間にあてられます。往復30分の移動がなくなるだけでも大きな時短になります。
  • 動画やアプリを活用すれば初心者でも始めやすい
    YouTubeの無料レッスン動画や専用アプリが充実している2026年現在、自宅ヨガ・自宅ピラティスの初心者でもわかりやすいガイドが手軽に手に入ります。

自宅で行う場合のデメリットと対策

おうちでヨガやピラティスを行う場合、いくつかのデメリットもあります。しかし、対策を知っておけば大きな問題にはなりません。

  • フォームが自己流になりやすい
    対策:全身が映る鏡の前で行ったり、オンラインレッスンで講師にフォームをチェックしてもらったりすると効果的です。
  • モチベーション維持がむずかしい
    対策:「毎朝7時にやる」など決まった時間に行うスケジュールを設定しましょう。SNSでトレーニング記録を投稿するのもモチベーションアップに役立ちます。
  • スペースの確保が必要
    対策:ヨガマット1枚分のスペース(約180cm×60cm)があれば十分です。マットを敷ける場所さえ確保できればOKと考えましょう。
  • ケガのリスク
    対策:無理なポーズは絶対に避けてください。痛みを感じたらすぐに中断し、自分の身体と相談しながら進めることが大切です。
ケガ予防のために

特に初心者の方は、身体が温まっていない状態でいきなり強度の高いポーズに挑戦するのは避けましょう。かんたんなウォーミングアップから始めて、徐々に動きを大きくしていくことが大切です。

以下の記事でも紹介しています。

【関連記事】【2026年】ピラティス・ヨガウェアの選び方とおすすめブランド15選|兼用できるウェアも紹介

【タイプ別】ヨガとピラティスどっちが向いている?

ヨガとピラティスの違いやメリット・デメリットはわかったけれど、「結局、自分にはどっちが合うの?」という方も多いでしょう。ここでは、タイプ別にどちらが向いているかを具体的にご紹介します。

ヨガが向いている人の特徴

次のような方には、ヨガがおすすめです。

  • ストレスを感じやすく、リラックスやメンタルケアを重視したい人
    ヨガの腹式呼吸や瞑想は、心を落ち着かせる効果が高いとされています。日々の緊張をほぐしたい方にぴったりです。
  • 身体が硬く、柔軟性を高めたい人
    ヨガのポーズは全身をじっくりストレッチするものが多く、続けるうちに柔軟性がアップしていきます。
  • 睡眠の質を改善したい人
    寝る前のヨガは副交感神経を優位にして、深い眠りに入りやすくしてくれると言われています。
  • 瞑想やマインドフルネスにも興味がある人
    ヨガは身体を動かすだけでなく、瞑想やマインドフルネスの要素も含まれているため、心の健康を大切にしたい方に向いています。

ピラティスが向いている人の特徴

次のような方には、ピラティスがおすすめです。

  • 猫背や反り腰など姿勢の悩みを改善したい人
    ピラティスは正しい姿勢を保つためのインナーマッスルを重点的に鍛えます。姿勢の悩みにダイレクトにアプローチできます。
  • 体幹を鍛えてボディラインを整えたい人
    おなか周りや背中の筋肉をバランスよく使うため、引き締まったボディラインを目指す方に最適です。
  • 産後の体型戻しやリハビリ目的の人
    ピラティスはもともとリハビリ目的で生まれたエクササイズです。身体への負担をコントロールしながら、少しずつ筋力を回復させられます。
  • 運動強度がやや高めのトレーニングを求める人
    ヨガよりも筋肉への負荷が大きめなので、「しっかり動いた感」がほしい方に向いています。

迷ったら両方取り入れるのもおすすめ

実は、ヨガとピラティスは相互補完的な関係にあるため、どちらか一方に決める必要はありません。両方を取り入れることで、柔軟性と体幹強化をバランスよく鍛えられます。

たとえば、次のような組み合わせが効果的です。

  • 朝はピラティスで身体を目覚めさせる:胸式呼吸で交感神経を刺激し、スッキリとした1日のスタートを切れます。
  • 夜はヨガでリラックスする:腹式呼吸と穏やかなポーズで副交感神経を優位にし、質のよい睡眠につなげます。

参考までに、週間スケジュールの例をご紹介します。

月曜 ピラティス(30分)
火曜 ヨガ(20分)
水曜 ピラティス(30分)
木曜 ヨガ(20分)
金曜 ピラティス(30分)
土曜 ヨガ(30分・ゆったりめ)
日曜 休息日

このように、目的や体調に合わせて日によって使い分けるのがおすすめです。まずは気軽に両方試してみて、自分に合ったバランスを見つけてみてください。

自宅ヨガの始め方と初心者おすすめポーズ5選

ここからは、おうちヨガを始めたい方に向けて、準備するものと初心者向けのポーズ5選をくわしく紹介します。今日からすぐに実践できる内容なので、ぜひ参考にしてください。

おうちヨガに必要な準備と環境づくり

最低限必要なものは次の2つだけです。

  • ヨガマット:クッション性と滑り止め効果があり、安全にポーズを行えます。厚さ6mm前後のものが初心者には使いやすいです。
  • 動きやすい服装:身体を締めつけず、伸縮性のある素材のウェアを選びましょう。専用ウェアでなくても、Tシャツとレギンスなどでかまいません。

あると便利なグッズもご紹介します。

  • ヨガブロック:床に手が届かないときの補助として使います。身体が硬い方の強い味方です。
  • ヨガストラップ:手が届かない部分をつなぐベルトのような道具で、柔軟性を補ってくれます。
  • ボルスター:大きなクッションのようなもので、リラックス系のポーズで身体を預けるのに使います。

練習する場所は、静かで換気のよいスペースを選びましょう。ヨガマット1枚分(約180cm×60cm)が確保できれば十分です。室温は暑すぎず寒すぎない、快適な温度に調整してください。

初心者向けおうちヨガポーズ5選

自宅ヨガ初心者の方に特におすすめのポーズを5つご紹介します。無理をせず、心地よいと感じる範囲で行いましょう。

1. 猫のポーズ(キャットカウ):背骨の柔軟性向上

やり方:

  1. 四つんばいになります。手は肩の真下、ひざは腰の真下に置きましょう。
  2. 息を吐きながら背中を丸めます。おへそを見るようにあごを引きましょう(猫のポーズ)。
  3. 息を吸いながら背中をそらします。顔を上げて胸を開きましょう(カウポーズ)。
  4. この動きを呼吸に合わせて5〜10回くり返します。

ポイント:呼吸と動きを連動させることが大切です。腰に不安がある方は、そらしすぎないように注意してください。

2. ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ):全身ストレッチ

やり方:

  1. 四つんばいの状態から、つま先を立てます。
  2. 息を吐きながらお尻を天井に向かって持ち上げ、身体で三角形を作ります。
  3. 両手でしっかり床を押し、背中をまっすぐ伸ばします。
  4. かかとは床につかなくてもOKです。3〜5呼吸キープしましょう。

ポイント:背中が丸まるよりも、背骨をまっすぐ伸ばすことを優先しましょう。ひざは軽く曲げてもかまいません。

3. 戦士のポーズ2(ウォーリア2):下半身強化

やり方:

  1. 足を大きく前後に開き、前足のつま先を正面に、後ろ足のつま先をやや外側に向けます。
  2. 前のひざを90度に曲げます。ひざがつま先より前に出ないように注意しましょう。
  3. 両腕を肩の高さで左右に広げ、前方を見つめます。
  4. 3〜5呼吸キープしたら、反対側も同様に行います。

ポイント:上半身はまっすぐ起こし、前に傾かないようにしましょう。足腰に力を入れつつも、肩の力は抜くのがコツです。

4. チャイルドポーズ:リラックス・休憩

やり方:

  1. 正座の状態からゆっくりと上半身を前に倒し、おでこを床につけます。
  2. 両腕は前に伸ばすか、身体の横に自然に置きます。
  3. ゆっくりと深い呼吸をしながら、30秒〜1分ほどキープします。

ポイント:ポーズとポーズの間の休憩に最適です。背中や腰の緊張をやさしくゆるめてくれます。おなかが太ももに当たってつらい場合は、ひざを少し開きましょう。

5. 屍のポーズ(シャヴァーサナ):瞑想・リラクゼーション

やり方:

  1. あおむけに寝て、両足を腰幅よりやや広めに開きます。
  2. 両腕は身体の横に置き、手のひらを天井に向けます。
  3. 目を閉じて全身の力を抜き、自然な呼吸を続けます。
  4. 3〜5分間、何も考えずにリラックスしましょう。

ポイント:ヨガの仕上げとして行うポーズです。「何もしない」ことが大切なので、身体のどこかに力が入っていないかチェックしてみてください。寒いと感じたらブランケットをかけましょう。

おうちヨガのポーズの流れ

初心者の方は、上記のポーズを番号順に行うと自然な流れになります。キャットカウでウォーミングアップ → ダウンドッグで全身を伸ばす → ウォーリア2で下半身を強化 → チャイルドポーズで休憩 → シャヴァーサナで仕上げ、という流れです。全体で15〜20分程度で完了します。

以下の記事でも紹介しています。

【関連記事】ピラティスとヨガは両方やるべき?併用のメリットと効果的な取り入れ方を解説

自宅ピラティスの始め方と初心者おすすめエクササイズ5選

続いて、おうちピラティスを始めたい方に向けた準備と初心者向けエクササイズ5選をご紹介します。ピラティスの自宅でのやり方を知りたい方は、ぜひ実践してみてください。

おうちピラティスに必要な準備と環境づくり

最低限必要なものは次の2つです。

  • マット:ピラティス専用マットがベストですが、ヨガマットでも代用可能です。ピラティスは背中をつけるエクササイズが多いため、やや厚めのもの(10mm前後)がおすすめです。
  • 動きやすいウェア:身体のラインが確認できるフィット感のあるウェアだと、フォームのチェックがしやすくなります。

あると便利なグッズもご紹介します。

  • ピラティスリング:太ももやうでで挟んで使う輪っか状の道具で、負荷を加えたいときに便利です。
  • ミニボール:背中やお尻の下に置いて、不安定な状態を作ることで体幹トレーニングの効果を高めます。
  • フォームローラー:筋膜リリースやバランストレーニングに使える円柱状のグッズです。
マシンピラティスとマットピラティスの違い

ピラティスには大きく分けて「マシンピラティス」と「マットピラティス」の2種類があります。マシンピラティスは「リフォーマー」などの専用器具を使い、主にスタジオで行います。自宅で行うのは基本的にマットピラティスです。マット1枚あれば自宅で十分に取り組めるので、初心者の方はまずマットピラティスから始めましょう。

初心者向けおうちピラティスエクササイズ5選

自宅ピラティス初心者の方におすすめのエクササイズを5つ厳選しました。胸式呼吸を意識しながら、ていねいに取り組んでみてください。

1. ハンドレッド:体幹活性化・ウォーミングアップに最適

やり方:

  1. あおむけに寝て、両ひざを曲げて持ち上げます(テーブルトップポジション)。
  2. 頭と肩をマットから浮かせ、両腕を身体の横に伸ばします。
  3. 腕を小刻みに上下にバウンドさせながら、5回吸って5回吐くリズムで呼吸します。
  4. 初心者は30〜50回、慣れてきたら100回を目指しましょう。

胸式呼吸のコツ:息を吸うときにろっ骨を横に広げ、吐くときにろっ骨を閉じるイメージで行いましょう。

よくあるNG例:首に力が入りすぎて痛くなるケースがあります。あごを引きすぎず、目線はおへその方向に向けましょう。

2. ロールアップ:腹筋と背骨の柔軟性を同時に鍛える

やり方:

  1. あおむけに寝て、両腕を頭の上に伸ばします。
  2. 息を吸いながら腕を天井方向に上げ、息を吐きながら背骨をひとつずつマットからはがすように上体を起こします。
  3. 前屈の状態まで起き上がったら、息を吸います。
  4. 息を吐きながら、今度は背骨をひとつずつマットに戻すようにゆっくり寝ていきます。
  5. 5〜8回くり返しましょう。

よくあるNG例:反動を使って「ガバッ」と起き上がるのはNGです。腹筋の力でゆっくりとコントロールしながら動くことが大切です。むずかしい場合は、ひざを曲げた状態から始めてもかまいません。

3. シングルレッグストレッチ:体幹安定性の強化

やり方:

  1. あおむけに寝て、頭と肩を持ち上げます。
  2. 右ひざを胸に引き寄せ、両手で抱えます。左足はまっすぐ前方に伸ばします。
  3. 息を吐きながら足を入れ替え、左ひざを引き寄せて右足を伸ばします。
  4. 交互にテンポよく入れ替え、左右合わせて10〜20回行いましょう。

よくあるNG例:伸ばした足が下がりすぎると腰に負担がかかります。腰がマットから浮かないように、おなかにしっかり力を入れた状態をキープしましょう。

4. ブリッジ(ショルダーブリッジ):お尻・背面の強化

やり方:

  1. あおむけに寝て、両ひざを立てます。足は腰幅に開きましょう。
  2. 息を吐きながら、お尻 → 腰 → 背中の順にマットからゆっくり持ち上げます。
  3. 肩からひざまでが一直線になったら、その姿勢を3〜5秒キープします。
  4. 息を吸いながら、背中 → 腰 → お尻の順にゆっくりマットに戻します。
  5. 8〜10回くり返しましょう。

よくあるNG例:お尻を上げすぎて腰がそり返らないよう注意しましょう。おなかに力を入れたまま、身体がまっすぐになるところで止めるのがポイントです。

5. スワン:背中の筋力強化・姿勢改善

やり方:

  1. うつぶせに寝て、両手を肩の横に置きます。ひじは身体に近づけましょう。
  2. 息を吸いながら、手で床を押して上半身をゆっくり起こします。
  3. おへそはマットにつけたまま、胸を開くようにして背中を反らせます。
  4. 息を吐きながらゆっくり戻します。
  5. 5〜8回くり返しましょう。

よくあるNG例:腕の力だけで身体を持ち上げてしまうケースが多いです。背中の筋肉を使って上体を引き上げる意識を持ちましょう。首を後ろに倒しすぎるのも首を痛める原因になります。

おうちピラティスのメニューの流れ

上記のエクササイズは、番号順に行うと効果的な流れになっています。ハンドレッドでウォーミングアップ → ロールアップで腹筋を使う → シングルレッグストレッチで体幹を安定させる → ブリッジでお尻と背面を鍛える → スワンで背中を強化、という流れです。全体で20〜30分程度で完了します。

おうちヨガ・ピラティスを続けるコツと活用ツール

自宅でのヨガやピラティスは手軽に始められる反面、続かなければ意味がありません。ここでは三日坊主にならないためのコツと、自宅学習に役立つツールをご紹介します。

三日坊主にならないための習慣化のコツ

  • 最初は1日5〜10分の短時間からスタートする
    いきなり30分や1時間のレッスンを目標にするとハードルが高すぎます。まずは「5分だけ」「ポーズ3つだけ」と小さく始めるのが長続きの秘けつです。
  • 毎日同じ時間・同じ場所で行い「トリガー」を設定する
    「朝、歯を磨いたあとにやる」「お風呂の前にやる」など、すでにある習慣の前後に組み込むと、自然と続けやすくなります。
  • 完璧を求めず「やらないよりマシ」のマインドで取り組む
    忙しい日に無理して長時間やる必要はありません。「今日は5分だけでもやった」と自分をほめてあげることが大切です。
  • 身体の変化を記録して小さな成長を実感する
    写真を撮ったり、「今日は前屈であと少しで床に手がついた」などメモを残したりすると、成長を可視化できてモチベーションが維持しやすくなります。

おすすめの動画チャンネル・アプリ・オンラインレッスン

2026年現在、自宅ヨガ・自宅ピラティスをサポートするツールは非常に充実しています。上手に活用して、自分に合った学習方法を見つけましょう。

YouTube無料チャンネルの活用法

YouTubeには日本語対応の無料ヨガ・ピラティスチャンネルが数多くあります。「初心者向け」「朝ヨガ」「10分ピラティス」などのキーワードで検索すると、自分のレベルや目的に合った動画が見つかりやすいです。まずは複数のチャンネルを試して、説明のわかりやすさやインストラクターとの相性を確認しましょう。

ヨガ・ピラティス専用アプリの選び方

専用アプリは、レッスンのレベル分けや進ちょく管理が充実しているのが特長です。選ぶ際は次のポイントをチェックしましょう。

  • 初心者向けのプログラムが充実しているか
  • 日本語対応しているか
  • 無料で使える範囲はどのくらいか
  • レッスン時間のバリエーション(5分〜60分など)があるか

オンラインレッスンのメリット

リアルタイムでインストラクターの指導を受けられるオンラインレッスンも、おうちヨガ・おうちピラティスの強い味方です。カメラをオンにすれば、フォームの修正やアドバイスをその場でもらえます。多くのサービスが無料体験を用意しているので、まずは無料体験を活用して自分に合うサービスを見つけるのがおすすめです。

以下の記事でも紹介しています。

【関連記事】【2026年】ピラティスとヨガの効果の違いを徹底比較!目的別おすすめの選び方

まとめ|自宅ヨガ・ピラティスで無理なく健康的な毎日を

ヨガ・ピラティスの違いと選び方のおさらい

この記事では、ヨガとピラティスの違いから、自宅での始め方、具体的なポーズ・エクササイズまでをくわしく解説しました。最後にポイントをおさらいしましょう。

  • ヨガ = 心身のリラックス・柔軟性アップが得意
  • ピラティス = 体幹強化・姿勢改善が得意
  • 迷ったらまず両方試してみるのがおすすめ

自宅なら低コスト・低ハードルで今日から始められます。マット1枚と動画があれば、スタジオに通わなくても十分に効果を実感できるでしょう。

大切なのは、完璧を目指すことではなく、まず一歩を踏み出すことです。今日のたった5分が、明日のあなたの心と身体を変えるきっかけになるかもしれません。ぜひ、おうちヨガ・おうちピラティスで、無理のない健康的な毎日を始めてみてください。

よくある質問

ヨガとピラティスはどちらが痩せますか?

消費カロリーだけで見ると、動きの多いピラティスのほうがやや高い傾向にあると言われています。しかし、その差は大きくありません。

ダイエットを目的とするなら、運動だけでなく食事管理との併用が大切です。どちらを選んでも、継続することで基礎代謝が上がり、太りにくい身体づくりにつながります。

また、ヨガには自律神経を安定させることで過食を防ぐなど、間接的なダイエット効果も期待できます。

自宅ヨガ・ピラティスは毎日やっても大丈夫?

軽めのメニューであれば、毎日行っても問題ありません。特にヨガのストレッチ要素の強いポーズや、ピラティスの軽い体幹トレーニングは毎日の習慣にしやすいです。

ただし、筋肉痛がある場合は1日休息を挟みましょう。筋肉は休んでいるあいだに回復・成長するため、無理に毎日続けるよりも適度な休息を取ったほうが効果的です。

初心者の方は週2〜3回からスタートし、身体が慣れてきたら徐々に頻度を上げていくのが理想的です。

身体が硬くてもヨガやピラティスはできますか?

はい、身体が硬い人こそ、ヨガやピラティスの恩恵を受けやすいと言えます。

最初から完璧なポーズを取る必要はまったくありません。続けていくうちに、少しずつ可動域が広がっていきます。「昨日より少し伸びた」という小さな変化を楽しむことが大切です。

ヨガブロックやタオルなどの補助具を使えば、身体が硬い方でも無理なく取り組めます。自分の身体と向き合いながら、自分のペースで進めていきましょう。

自宅でピラティスをするのにマシンは必要?

マットピラティスであれば、マシンは不要です。マット1枚あれば、自宅で十分にピラティスを実践できます。

マシンピラティスは「リフォーマー」と呼ばれる専用器具を使うもので、スタジオで専門のインストラクターの指導のもとに行うのが一般的です。器具は高価で場所も取るため、自宅に導入するのはハードルが高いと言えます。

初心者の方はまずマットピラティスからスタートし、もっと本格的にやりたいと思ったときにスタジオのマシンピラティスを体験してみるとよいでしょう。

ヨガとピラティスを両方やっても効果はありますか?

はい、両方を組み合わせることで、柔軟性と体幹強化をバランスよく鍛えられます。

ヨガで柔軟性やリラックス効果を高めつつ、ピラティスで体幹やインナーマッスルを強化するという組み合わせは、相乗効果が期待できます。また、2つのエクササイズを交互に行うことで飽き防止にもなり、結果的に長く続けやすくなります。

目的や体調に合わせて、日によって使い分けるのが効果的です。タイプ別の選び方や週間スケジュール例も参考にしてみてください。

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