ピラティスコラム

ピラティスは難しい?初心者が挫折しやすい原因と克服するコツを解説

ピラティスが難しいと感じる5つの原因と克服する7つのコツを初心者向けにわかりやすく解説。呼吸法・体幹の使い方・体の硬さなど、つまずきやすいポイント別の対処法やマシンとマットの難易度比較も紹介します。

ピラティスが「難しい」と感じるのは普通のこと

「ピラティスを始めてみたけど、難しくてできない…」「思っていたよりハードで続かない…」そんなふうに感じていませんか?

実は、ピラティスが難しいと感じるのはごく自然なことです。初心者はもちろん、運動経験が豊富な人でも最初は苦戦することが多いエクササイズなのです。

まずは「なぜ難しく感じるのか」を理解するところから始めましょう。原因がわかれば、対処法も見えてきます。

ピラティスは他のエクササイズと何が違うのか

ピラティスが難しいと感じる大きな理由は、他のエクササイズとは根本的に体の使い方が違うからです。

たとえば筋トレは、ダンベルやマシンを使って特定の筋肉に負荷をかけるシンプルな運動です。ヨガはポーズをとりながら柔軟性やバランスを高めていきます。

一方ピラティスは、次のような特徴があります。

  • インナーマッスル(体の深層にある筋肉)を重視する
  • 独特な呼吸法を動きと連動させる
  • 一つひとつの動作に正確さが求められる

つまり、ピラティスは「体の使い方を一から学び直す」ような運動です。そのため、ふだん運動をしている人でも「うまくできない」と感じることがめずらしくありません。

ここで大切なのは、「動けない=効果がない」ではないということ。正しいフォームを意識して体を動かそうとすること自体が、立派なトレーニングになっています。

初心者が「難しい」と感じやすいタイミング

ピラティス初心者が「もう無理かも…」と挫折しそうになるタイミングには、ある程度パターンがあります。

もっとも難しいと感じやすいのは、始めて1〜3ヶ月目です。この時期は呼吸法や基本の動きを覚える段階で、「頭ではわかっていても体がついてこない」というもどかしさを感じやすくなります。

また、グループレッスンに参加すると、周囲の人と自分を比べてしまい落ち込むケースも少なくありません。「あの人はスムーズにできているのに、自分だけできない…」という気持ちは、多くの初心者が経験することです。

さらに、ピラティスは体の変化を実感するまでに時間がかかるエクササイズです。すぐに効果を期待してしまうと、「本当に意味があるのかな?」と焦りを感じてしまうことがあります。

ピラティスが難しいと感じる5つの原因

ピラティスが難しいと感じる原因は人によってさまざまですが、大きく分けると5つのパターンに整理できます。自分がどれに当てはまるかを知ることで、効果的な対処法が見つかりやすくなります。

原因①:独特な呼吸法(胸式呼吸)に慣れない

ピラティスが難しいと感じる原因として、多くの初心者が最初にぶつかるのが呼吸法のむずかしさです。

ピラティスの呼吸法「胸式ラテラル呼吸」とは

お腹をふくらませる腹式呼吸とは異なり、肋骨(ろっこつ)を横に広げるように息を吸い、吐くときに肋骨を閉じる呼吸法です。お腹は常に引き込んだ状態をキープします。

わたしたちはふだんの生活で、無意識に腹式呼吸をしていることがほとんどです。そのため、意識的に胸式呼吸に切り替えること自体がひと苦労になります。

さらにピラティスでは、この呼吸をエクササイズの動きと同時にコントロールしなければなりません。「息を吐きながら体を丸める」「吸いながら伸ばす」など、呼吸と動きの連動がうまくいかず「ピラティスの呼吸が難しい」と感じる人はとても多いのです。

原因②:体幹(コア)の使い方がわからない

ピラティスのレッスンでは、インストラクターから「お腹を引き込んで」「コアを意識して」と声をかけられることが頻繁にあります。

コア(体幹)とは

背骨を支えるお腹まわりの深層筋肉群のことです。とくにピラティスでは、腹横筋(ふくおうきん)や骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)など、外からは見えないインナーマッスルを使います。

しかし初心者にとって、「お腹を引き込む」という感覚はなかなかつかめないものです。インナーマッスルは目に見えない筋肉なので、正しく使えているかどうかを自分で判断しにくいという問題があります。

その結果、お腹の表面にある筋肉(アウターマッスル)にギュッと力を入れてしまい、本来使うべきインナーマッスルが働いていない「代償動作」が起こりがちです。力を入れすぎて体がガチガチになってしまうケースも少なくありません。

原因③:身体が硬くてポーズがとれない

「体が硬いからピラティスができない」と感じている人も多いのではないでしょうか。

たしかに、柔軟性が低いとエクササイズの可動域(動かせる範囲)が制限され、インストラクターのお手本どおりに動けないことがあります。

とくにデスクワーク中心の生活をしている人は、股関節・肩甲骨・背骨まわりが硬くなりやすい傾向があります。これらの部位はピラティスで頻繁に動かす場所なので、硬さがダイレクトに影響してしまうのです。

ただし、ここで知っておいてほしいのは、体が硬い=ピラティスができないわけではないということ。むしろ体が硬い人こそ、ピラティスを通じて柔軟性を改善できる可能性があります。最初から完璧な可動域で動ける人はほとんどいません。

原因④:動きの名前や順序を覚えられない

ピラティスのエクササイズは数十種類以上あり、「ハンドレッド」「ロールアップ」「スワン」など英語の名前がついています。初心者にとっては、動きの名前を聞いてもどんな動作かすぐにイメージできないのは当然のことです。

グループレッスンでは、インストラクターが次々とエクササイズの指示を出していきます。名前や動きの流れ(フロー)を覚えていないと、ついていけずに混乱してしまうことがあります。

「周りの人はスムーズに動いているのに自分だけキョロキョロしてしまう…」という経験から、ピラティスへの苦手意識が強まってしまう人も少なくありません。

原因⑤:効果が実感しにくく続ける意味がわからなくなる

ピラティスが続かない原因として見落とされがちなのが、効果の実感しにくさです。

筋トレであれば、数週間で筋肉が大きくなるなど目に見える変化を感じやすいでしょう。しかしピラティスが鍛えるのは主にインナーマッスルなので、見た目に大きな筋肥大が起こることはあまりありません。

ピラティスの効果は、姿勢の改善や体の使い方の変化として徐々に表れます。「肩こりが軽くなった」「歩き方がきれいになった」など、日常生活のなかで少しずつ気づくタイプの変化です。

そのため、短期間での劇的なビフォーアフターを期待していると、「効果がいつから出るのかわからない」「やっている意味があるのかな」と挫折につながりやすくなります。

以下の記事でも紹介しています。

【関連記事】ピラティスで眠くなるのはなぜ?原因5つと正しい対処法を徹底解説

ピラティスの難しさを克服する7つのコツ

ここからは、ピラティスが難しいと感じたときに実践できる具体的な克服のコツを7つ紹介します。すべてを一度に取り入れる必要はありません。自分に合いそうなものから試してみてください。

まずは呼吸だけを練習する時間をつくる

ピラティスの呼吸が難しいと感じる人は、動きと呼吸を切り離して、呼吸だけに集中する練習から始めてみましょう。

具体的な練習方法は次のとおりです。

  1. 仰向けに寝て、ひざを立てる
  2. 両手を肋骨の横に軽く当てる
  3. 鼻から息を吸い、肋骨が横に広がるのを手で感じる
  4. 口から息を吐きながら、肋骨が閉じていくのを感じる
  5. このとき、お腹はへこませたままキープする

1日5分ほどこの練習を続けるだけでも、少しずつ胸式呼吸の感覚がつかめるようになります。レッスン前のウォーミングアップとして取り入れるのもおすすめです。

初心者向けの基本エクササイズから段階的に進める

ピラティスには難易度の高いエクササイズもたくさんありますが、最初は基本の動きをていねいに練習することが上達への近道です。

初心者がまず習得したい基本エクササイズには、たとえば次のようなものがあります。

  • ペルビックカール:仰向けで骨盤を持ち上げる動き。コアの基本を学べる
  • チェストリフト:仰向けで上体を少し起こす動き。腹筋とコアの連携を練習
  • スパインストレッチ:座った状態で背骨を一つずつ丸めていく動き
  • レッグサークル:仰向けで片脚を円を描くように回す動き
  • キャットストレッチ:四つんばいで背骨をしなやかに動かす練習

レベルを飛ばさず、一つの動きを正確にできるようになってから次に進むことが大切です。「基本ができた」という実感が、モチベーションにもつながります。

プライベートレッスンで正しい体の使い方を学ぶ

ピラティスが難しくてできないと感じている初心者には、プライベートレッスン(マンツーマン指導)を受けてみることを強くおすすめします。

プライベートレッスンのメリットは次のとおりです。

  • 自分の体のクセや弱点を指摘してもらえる
  • 動きの修正をその場で受けられる
  • 自分のペースで進められるので焦りがない
  • わからないことをすぐに質問できる

グループレッスンでは、インストラクターが一人ひとりを細かく見ることには限界があります。最初の数回だけでもプライベートレッスンを受けておくと、その後のグループレッスンでの理解度がまったく変わってきます。

マシンピラティスから始めるという選択肢

「マットの上で自分の体を支えるのがつらい」と感じる人は、マシンピラティスから始めてみるのも一つの方法です。

マシンピラティスとは

「リフォーマー」などの専用マシンを使って行うピラティスのことです。マシンにはスプリング(バネ)がついており、体を支えたり動きをアシストしたりしてくれます。

マシンピラティスが初心者に向いている理由は、スプリングの力が動きをガイドしてくれるからです。マットピラティスでは自分の体重をすべて自分で支える必要がありますが、マシンならその負担が軽くなります。

また、マシンの動きにはレール上を移動するなどの「型」があるため、体の使い方の感覚をつかみやすいというメリットもあります。まずはマシンで感覚を身につけてから、マットに移行するという流れもおすすめです。

完璧を求めず「60点」でOKと考える

ピラティスで挫折しやすい人に多いのが、「完璧にできないとダメだ」と自分を追い込んでしまうパターンです。

しかし、最初から正しいフォームを完璧にこなせる人は、ほぼいません。インストラクターでさえ、何年もかけて技術を磨いています。

回数や可動域よりも、「意識して動かそうとしている」こと自体に価値があるのがピラティスです。たとえばお腹を引き込む感覚がまだつかめなくても、「引き込もう」と意識しながら動くだけで、体は少しずつ変わっていきます。

まずは60点で十分。少しずつ精度を上げていけばいいのだという、長期的な視点を持つことが続けるコツです。

レッスンの頻度と継続期間の目安を知る

ピラティスの効果がいつから出るのか、どのくらいの頻度で通えばいいのかを事前に知っておくと、焦りを防ぐことができます。

初心者におすすめの頻度は、週1〜2回のペースです。毎日のように通う必要はなく、体を休めながら継続することが大切です。

体の変化を感じ始めるまでの目安としては、一般的に10回〜20回程度と言われています。

10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で体のすべてが変わる

引用元:Joseph Pilates(ジョセフ・ピラティス)

ピラティスの考案者であるジョセフ・ピラティス氏のこの言葉は、多くのインストラクターも引用しています。週1〜2回ペースなら、2〜3ヶ月ほどで基本に慣れ、変化を感じ始めると考えるとよいでしょう。

自分に合ったインストラクター・スタジオを選ぶ

意外と見落とされがちですが、インストラクターやスタジオとの相性はピラティスの上達に大きく影響します

同じエクササイズでも、インストラクターによって説明の仕方やレッスンの雰囲気はまったく異なります。ある先生の説明ではピンとこなかったのに、別の先生の説明でストンと理解できた、ということもよくある話です。

スタジオ選びで意識したいポイントは次のとおりです。

  • 体験レッスンを利用して、インストラクターとの相性を確認する
  • 少人数制のスタジオは、指導が行き届きやすくおすすめ
  • 初心者向けのクラスが充実しているか確認する

「ピラティスが難しい」のではなく、「今の環境が自分に合っていないだけ」という可能性もあります。合わないと感じたら、別のスタジオや先生を試してみてください。

ピラティスの種類別・難易度の違い

ピラティスにはいくつかの種類があり、それぞれ難易度が異なります。自分のレベルに合った種類を選ぶことで、「難しすぎてできない」という状況を避けやすくなります。

マットピラティスとマシンピラティスの難易度比較

ピラティスは大きく「マットピラティス」と「マシンピラティス」の2つに分けられます。それぞれの特徴と難易度の違いを整理しました。

比較項目 マットピラティス / マシンピラティス
使う道具 マット1枚 / リフォーマーなどの専用マシン
初心者の難易度 やや高い / 取り組みやすい
体幹力の必要度 高い(自重を支えるため) / スプリングの補助あり
フォームの学びやすさ 自分で意識する必要がある / マシンがガイドしてくれる
費用の目安 比較的安い / やや高い
自宅での実践 しやすい / マシンが必要なため難しい

マットピラティスは自分の体重をコントロールしながら動くため、体幹力が十分でない初心者にはハードに感じられることがあります。一方、マシンピラティスはスプリングのアシストがあるため、初心者でも取り組みやすいのが特徴です。

ただし、マシンピラティスはスプリングの強度を上げていけば上級者向けの高強度トレーニングにもなります。どちらが良い悪いではなく、今の自分に合ったほうを選ぶことが大切です。

レベル別クラスの選び方(初級・中級・上級)

多くのピラティススタジオでは、レベル別にクラスが分けられています。

  • 初級クラス:基本的な呼吸法・姿勢・シンプルなエクササイズを学ぶ。動きの正確さよりも感覚をつかむことを重視
  • 中級クラス:基本の動きを組み合わせたフローや、より難度の高いエクササイズに挑戦する
  • 上級クラス:複雑な動きや高い体幹力が求められるエクササイズに取り組む

初心者が無理に中級・上級クラスに参加すると、ついていけずに挫折する原因になります。初級クラスでも正しいフォームで行えば十分にトレーニング効果はありますので、まずは初級からスタートしましょう。

レベルアップの判断基準としては、「インストラクターの指示を聞いて、考えなくても体が動くようになった」「もう少し負荷がほしいと感じるようになった」といった感覚が目安になります。

以下の記事でも紹介しています。

【関連記事】【2026年】ピラティス「ハンドレッド」の正しいやり方と効果|初心者向けのコツも解説

ピラティスが難しいと感じる人に向いている人・向いていない人

「ピラティスが難しい…自分には向いていないのかも」と感じている人もいるかもしれません。ここでは、それでも続けるべきケースと、他の選択肢を検討したほうがよいケースを整理します。

難しくても続けるべき人の特徴

次のような目的を持っている人は、たとえ今は難しくてもピラティスを続ける価値が大いにあります。

  • 姿勢を改善したい人:猫背や反り腰など、姿勢の悩みを根本から直したいならピラティスは最適です
  • 慢性的な腰痛や肩こりをなんとかしたい人:体の使い方のクセを修正することで、痛みの原因にアプローチできます
  • スポーツのパフォーマンスを向上させたい人:体幹を鍛えることで、あらゆるスポーツの土台が強化されます
  • 長期的に体のメンテナンスをしていきたい人:年齢を重ねても動ける体を維持したい人にピラティスは向いています

これらの目的はどれも短期間では達成しにくいものですが、継続することで着実に成果が出やすい分野です。ピラティスが難しいと感じている今の段階は、むしろ体と真剣に向き合えている証拠ともいえます。

ピラティス以外も検討したほうがよいケース

一方で、目的によってはピラティス以外の運動を検討したほうがよいケースもあります。

  • 短期間で大幅に体重を減らしたい場合:ピラティスだけで大幅な減量は難しく、有酸素運動や食事管理との併用が必要です
  • 激しく動いてストレスを発散したい場合:キックボクシングやダンスフィットネスなど、動きの大きいエクササイズのほうが満足感を得やすいこともあります

ただし、これは「ピラティスをやめるべき」という意味ではありません。ピラティスと他の運動を組み合わせるのも非常に有効です。たとえばランニングやウエイトトレーニングにピラティスを加えることで、ケガの予防やフォーム改善につながります。

大切なのは、自分の目的に合った運動を選ぶこと。「ピラティスが向いていない」のではなく、「ピラティスだけでは足りない目的がある」と考えるとよいでしょう。

まとめ:ピラティスの「難しい」は上達のサイン

難しさを感じたときに振り返るべきポイント

この記事では、ピラティスが難しいと感じる5つの原因と、克服するための7つのコツを紹介しました。あらためて要点を振り返りましょう。

ピラティスが難しいと感じる5つの原因:

  1. 胸式呼吸に慣れない
  2. コア(体幹)の使い方がわからない
  3. 体が硬くてポーズがとれない
  4. 動きの名前や順序を覚えられない
  5. 効果が実感しにくい

難しさを克服する7つのコツ:

  1. 呼吸だけを練習する時間をつくる
  2. 基本エクササイズから段階的に進める
  3. プライベートレッスンを活用する
  4. マシンピラティスから始める
  5. 完璧を求めず60点でOKと考える
  6. 適切な頻度と継続期間の目安を知る
  7. 自分に合ったインストラクター・スタジオを選ぶ

ピラティスが難しいと感じるのは、自分の体としっかり向き合えている証拠です。何も感じずにただ動いているだけよりも、「難しい」「うまくできない」と悩みながら取り組んでいるほうが、はるかに成長しています。

焦る必要はまったくありません。自分のペースで、少しずつ続けていくことが何よりも大切です。

まだピラティスを始めていない人は、まずは体験レッスンや初心者クラスから気軽にチャレンジしてみてください。すでに始めている人は、この記事で紹介したコツを一つでも取り入れて、次のレッスンに臨んでみましょう。

以下の記事でも紹介しています。

【関連記事】【2026年】ピラティスで体幹を鍛える効果とは?初心者向けエクササイズ7選

よくある質問

ピラティスは運動神経が悪くてもできますか?

はい、ピラティスに運動神経はほとんど関係ありません

ピラティスは瞬発力や反射神経を使うスポーツとは異なり、ゆっくりとした動きのなかで自分の体に集中するエクササイズです。むしろ、運動が苦手な人やスポーツ経験がない人でも取り組みやすいのがピラティスの特徴です。

インストラクターの指導のもとで段階的に進められるため、「運動神経に自信がない」という理由であきらめる必要はまったくありません。

ピラティスは何回くらいで慣れますか?

個人差はありますが、一般的に10回前後で基本的な動きや流れに慣れてくる人が多いと言われています。

とくに多くの人がつまずく呼吸法については、5〜6回程度のレッスンで感覚がつかめてくるのが一般的です。

週1〜2回のペースで通う場合、2〜3ヶ月ほどが一つの目安になります。この頃には「前よりもスムーズに動けるようになった」と感じる人が多いでしょう。

ピラティスとヨガではどちらが難しいですか?

ピラティスとヨガは「難しさの種類」が異なるため、一概にどちらが難しいとは言えません。

比較ポイント ピラティス / ヨガ
求められる力 コアの意識・正確な動作 / 柔軟性・バランス
呼吸法 胸式呼吸 / 腹式呼吸(鼻呼吸)
動きの特徴 流れるように動き続ける / ポーズをキープする

初心者の取り組みやすさという点では、一般的にマシンピラティス>ヨガ>マットピラティスという傾向があります。マシンの補助があるぶん、マシンピラティスは初めての人でも動きやすいと感じることが多いでしょう。

体が硬いとピラティスはできないですか?

体が硬くても、ピラティスは十分にできます

むしろ体が硬い人ほど、ピラティスを続けることで柔軟性の改善を実感しやすいと言われています。最初は可動域が小さくても問題ありません。自分の動ける範囲で正しい動きを意識することが大切です。

マシンピラティスであれば、スプリングの力で可動域の制限をカバーしながらエクササイズができるため、体が硬い人にもおすすめです。

ピラティスが難しいと感じたらやめたほうがいいですか?

難しいと感じるだけなら、やめる必要はありません。難しさは成長の過程で起こる自然な反応です。

ただし、次のような場合は注意が必要です。

ピラティスを中止すべきサイン

エクササイズ中に痛みを感じる場合は、無理せず動きを止めてインストラクターに相談してください。「難しい」と「痛い」はまったく別のものです。痛みがある場合は、フォームの間違いや体の問題が隠れている可能性があります。

「難しくてつまらない」「まったく楽しくない」と感じる場合は、レッスンの形式やインストラクターを変えてみることをおすすめします。環境を変えるだけで、ピラティスの印象がガラリと変わることもあります。

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