ピラティスコラム

【2026年】ピラティス・マーメイドの効果とは?体側が変わる正しいやり方を徹底解説

ピラティスのマーメイドの効果を徹底解説。体側の柔軟性向上やウエストのくびれ、姿勢改善など5つの効果と正しいやり方、初心者向けアレンジからNGフォームまで網羅的に紹介します。

ピラティスのマーメイドとは?基本を知ろう

ピラティスにはたくさんのエクササイズがありますが、その中でも「マーメイド」は体側(たいそく)を気持ちよく伸ばせる人気の種目です。まずは、マーメイドがどんなエクササイズなのか、基本から見ていきましょう。

マーメイドの名前の由来と動きの特徴

マーメイドとは、英語で「人魚」を意味します。このエクササイズの名前は、人魚が岩の上に座っているような姿勢から動きを始めることに由来しています。両足を横にそろえて座る姿が、まさに人魚のしっぽのように見えるのです。

マーメイドの動きの最大の特徴は、体側を大きく伸ばす「側屈(そっくつ)」の動作です。側屈とは、体を横に倒す動きのこと。前後の動きが多いエクササイズとは異なり、ふだんの生活ではあまり行わない「横方向」の動きにアプローチできるのがポイントです。

マーメイドは、ピラティスの創始者であるジョセフ・ピラティスが考案したクラシカルなエクササイズの一つです。長い歴史の中で受け継がれてきた、いわばピラティスの「定番メニュー」といえます。

マーメイドで使われる主な筋肉と部位

マーメイドでは、体のさまざまな筋肉が使われます。どの部位に効くのかを知っておくと、エクササイズ中に意識しやすくなります。

マーメイドで働く主な筋肉

  • 腹斜筋(ふくしゃきん):お腹の横にある筋肉で、内腹斜筋と外腹斜筋の2層構造。ウエストのくびれに関わる
  • 広背筋(こうはいきん):背中の広い範囲を覆う大きな筋肉
  • 腰方形筋(ようほうけいきん):腰の深い部分にあり、体を横に倒すときに働く
  • 肋間筋(ろっかんきん):肋骨と肋骨の間にあり、呼吸に関わる筋肉
  • 前鋸筋(ぜんきょきん):肩甲骨の内側から肋骨にかけてつく筋肉で、腕を伸ばすときに活性化される

このように、マーメイドは特定の部位だけでなく、体幹全体をバランスよく使うエクササイズです。一つの動きで多くの筋肉にアプローチできるため、効率よく体を整えたい方にぴったりといえるでしょう。

ピラティス・マーメイドで得られる5つの効果

ここからは、ピラティスのマーメイドで得られる具体的な効果を5つに分けてくわしく解説します。なぜマーメイドが多くのインストラクターにすすめられているのか、その理由がわかるはずです。

体側の柔軟性が向上しウエストラインが整う

マーメイドの最大の効果は、体側(脇腹から肋骨まわり)の柔軟性アップです。体を横に倒す動きをくり返すことで、ふだんあまり伸ばさない脇腹の筋肉がしっかりストレッチされます。

体側の筋肉がやわらかくなると、ウエストまわりの血行が良くなり、老廃物の排出もスムーズに。腹斜筋が適切に伸び縮みすることで、ウエストのくびれ形成にも効果的だと言われています。

とくに、長時間のデスクワークで体が固まりがちな方は要注目です。座りっぱなしの姿勢では体側の筋肉がほとんど使われないため、硬くなりやすい傾向にあります。マーメイドで体側をほぐすことで、体のこわばりがリセットされる感覚を味わえるでしょう。

姿勢改善と猫背・反り腰の予防

マーメイドには、姿勢を改善する効果も期待できます。その理由は、左右の筋バランスを整えられるからです。

多くの人は、利き手や生活習慣の影響で体の左右に筋力差があります。片側ばかりに負担がかかると、背骨がゆがみ、猫背や反り腰の原因になることも。マーメイドでは左右交互に体側を伸ばすため、筋肉のバランスが自然に整っていきます

また、背骨の側屈の可動域が広がることで、背骨本来の自然なS字カーブを維持しやすくなります。猫背や反り腰で悩んでいる方にとって、ピラティスのマーメイドは姿勢改善の第一歩としておすすめのエクササイズです。

呼吸が深くなり肋骨の動きが改善する

マーメイドを続けると、呼吸が深くなる効果を実感する方が多くいます。これは、肋骨のあいだにある肋間筋がストレッチされることで、胸郭(きょうかく=肋骨で囲まれた胸の空間)の動きが良くなるためです。

ラテラルブリージングとは?

ピラティス特有の呼吸法で、「胸式呼吸」の一種です。息を吸うときに肋骨を横に広げ、吐くときに肋骨を閉じるように呼吸します。マーメイドの側屈動作と組み合わせることで、肋骨の動きがより大きくなり、呼吸の質が向上します。

呼吸が浅い方や、日常的に息苦しさを感じやすい方は、マーメイドで胸郭の可動域を広げることで症状の改善が期待できます。深い呼吸ができるようになると、自律神経のバランスも整いやすくなると言われています。

体幹の安定性が高まりインナーマッスルが鍛えられる

マーメイドは、ストレッチだけのエクササイズではありません。体を横に倒した状態でバランスを保つために、体幹のインナーマッスルがしっかり働きます

とくに活性化されるのは、以下の深層筋です。

  • 腹横筋(ふくおうきん):お腹をコルセットのように包む最も深い層の筋肉
  • 多裂筋(たれつきん):背骨に沿って一つひとつの椎骨をつなぐ小さな筋肉

これらのインナーマッスルが鍛えられると、日常の動作が安定し、つまずきにくくなったり、重いものを持ち上げるときに体がブレにくくなったりします。スポーツをしている方にとっても、パフォーマンス向上の土台となる体幹の安定性を高められるのは大きなメリットです。

肩こり・腰痛の緩和とリラクゼーション効果

マーメイドには、肩こりや腰痛をやわらげる効果も期待できます。

腕を大きく伸ばす動作によって肩甲骨まわりの筋肉がほぐれ、血行が促進されます。ガチガチに固まった肩まわりがゆるむことで、つらい肩こりの軽減につながるでしょう。

また、腰の深部にある腰方形筋がストレッチされることで、腰部の緊張がやわらぎます。腰痛の原因の一つに腰方形筋の硬さがあると言われており、マーメイドでていねいに伸ばすことで腰のこわばりが楽になるケースも少なくありません。

さらに、マーメイドはゆったりとした動きと深い呼吸をともなうエクササイズです。この組み合わせが副交感神経を優位にし、心身のリラクゼーション効果をもたらしてくれます。一日の終わりに行えば、質の良い睡眠にもつながるでしょう。

以下の記事でも紹介しています。

【関連記事】【2026年】ピラティス ジャンプボードの効果7選|通常ピラティスとの違いや向いている人を解説

マーメイドの正しいやり方【初心者向けステップ解説】

マーメイドの効果を最大限に引き出すには、正しいフォームで行うことが大切です。ここでは、初心者の方でもわかりやすいよう、ステップごとにやり方を解説します。

基本のマーメイド(マットピラティス)の手順

まずは、マットの上で行う基本のマーメイドから始めましょう。

  1. Z座り(横座り)でスタートポジションを取る:両ひざを曲げ、足を体の右側にそろえて座ります。左手は床に軽く置き、右手は体の横に自然に下ろしておきます。坐骨(おしりの骨)が左右均等に床についていることを確認しましょう。
  2. 息を吸いながら右腕を上げる:右腕を横から頭の上へと持ち上げます。このとき、背骨をまっすぐ長く伸ばす意識を持ちましょう。
  3. 息を吐きながら体を左側へ倒す:右腕を遠くへ伸ばすように、ゆっくりと体を左側に倒していきます。左手は床をすべらせるようにして体を支えます。体側がしっかり伸びている感覚を味わいましょう。
  4. 息を吸いながら元の位置に戻る:体幹の力を使って、ゆっくりと上体を起こします。
  5. 反対側も同様に行う:足の向きを入れ替え、反対側にも同じ動きを行います。

左右各5〜8回を1セットとして行うのが目安です。回数よりもフォームの質を重視して、ていねいに動きましょう。

呼吸とのタイミング・連動のコツ

マーメイドの効果を高めるうえで、呼吸と動きの連動はとても重要です。基本のリズムを覚えておきましょう。

  • 吸う息:準備・腕を上げるとき
  • 吐く息:体を横に倒すとき(側屈)
  • 吸う息:元に戻るとき

よくあるのが、体を倒す瞬間に呼吸が止まってしまうというケースです。とくにストレッチが深くなるほど息を止めがちになります。「吐きながら倒す」を意識すると、筋肉がゆるみやすくなり、より深い側屈が可能になります。

ラテラルブリージングを意識し、肋骨を横に広げるように呼吸するとマーメイドの効果は倍増します。はじめのうちは動きと呼吸を別々に練習してから、組み合わせるとスムーズに身につきます。

効果を高めるフォームの意識ポイント

マーメイドを行うとき、以下の4つのポイントを意識するとフォームが安定し、効果が大きく変わります。

  • 坐骨を床から浮かせない:体を横に倒すとき、反対側のおしりが浮きやすくなります。坐骨をしっかり床に押しつけたまま行うことで、体側が正しくストレッチされます。
  • 肩がすくまないように肩甲骨を下げる:腕を上げると肩が耳に近づきがちです。肩甲骨を下に引き下げる意識を持つと、首や肩に余計な力が入りません。
  • 体側を「長く伸ばす」イメージで動く:横に倒すというよりも、体の横側を「遠くへ伸ばす」感覚で動くと、つぶれずにきれいな弧を描けます。
  • 目線と首のポジション:目線は上に伸ばした腕の方向に向けましょう。首が変な方向に曲がると首を痛める原因になります。

マーメイドのバリエーションと難易度別アレンジ

基本のマーメイドに慣れてきたら、レベルに合わせたバリエーションに挑戦してみましょう。初心者向けの簡単バージョンから上級者向けまで、3つのアレンジを紹介します。

初心者向け:椅子を使った簡単マーメイド

床に座るのがつらい方や、股関節・ひざの柔軟性に不安がある方は、椅子に座った状態で行うマーメイドからスタートしましょう。

やり方はとてもシンプルです。椅子に浅く腰かけ、両足を床にしっかりつけた状態で、基本のマーメイドと同じように腕を上げて体を横に倒します。座面が安定しているので、体側のストレッチだけに集中しやすいのがメリットです。

また、可動域がせまい方はタオルを活用する方法もおすすめです。タオルの両端を持ち、腕を伸ばした状態で側屈を行うと、肩まわりの負担を減らしながら体側をしっかり伸ばせます。

中級者向け:リフォーマーを使ったマーメイド

ピラティススタジオに通っている方は、リフォーマー(専用マシン)を使ったマーメイドにチャレンジしてみましょう。

リフォーマーとは?

ピラティス専用のマシンで、スプリング(バネ)の抵抗を利用してエクササイズを行う器具です。スライドするキャリッジ(台)の上で動作を行うことで、マットでは得られない独特の負荷をかけられます。

リフォーマーでのマーメイドは、スプリングの強さを調整することで負荷をコントロールできる点が大きなメリットです。軽めのスプリングでストレッチを深めたり、強めのスプリングで筋力強化を重視したりと、目的に合わせた調整ができます。

マットでのマーメイドと比べると、キャリッジが動くぶん不安定さが増すため、体幹をより強く使う必要があります。そのぶん、体幹の安定性やインナーマッスルへの刺激が高まるのが特徴です。

上級者向け:回旋を加えたマーメイドツイスト

基本のマーメイドに十分慣れた上級者には、側屈と回旋(体をひねる動き)を組み合わせたマーメイドツイストがおすすめです。

通常の側屈に加え、体を倒した位置から上体をひねる動きを加えます。この動作により、腹斜筋への刺激がさらに強化され、ウエストラインへのアプローチがより効果的になります。

さらに負荷を高めたい方は、以下のアレンジも試してみてください。

  • バランスボールを体の横に置き、ボールの上に手をつきながら側屈することで、不安定な支持面による体幹への追加刺激が得られる
  • ピラティスサークル(マジックサークル)を両手で持ちながら行うことで、腕や胸まわりの筋肉も同時に鍛えられる
上級バリエーションの注意点

回旋を加えたマーメイドツイストは腰椎への負担が大きくなります。基本のマーメイドが正しいフォームで安定してできるようになってから取り組みましょう。無理のない範囲で、少しずつ動きを大きくしていくことが大切です。

以下の記事でも紹介しています。

【関連記事】【2026年】ピラティスバレルの効果とは?種類別の特徴と活用法を徹底解説

マーメイドを行うときの注意点とよくある間違い

マーメイドはシンプルな動きですが、間違ったフォームで行うとケガのリスクや効果の低下につながります。ここでは、ありがちなNG例と注意すべきケースを確認しておきましょう。

やりがちなNGフォーム3選

NG1:体が前に倒れてしまう(側屈ではなく前屈になる)

もっとも多い間違いが、体を横に倒すつもりが前に倒れてしまうケースです。これでは体側ではなく背中のストレッチになってしまい、マーメイド本来の効果が得られません。壁を背にして行うと、前方への傾きを防ぎやすくなります。

NG2:腕の力だけで伸ばそうとして肩に負担がかかる

腕を遠くに伸ばすことに意識が行きすぎると、肩関節に余計な負担がかかります。大切なのは、体側からの動きで腕がついてくるという感覚です。肩がつらいと感じたら、腕の伸ばし方を見直してみましょう。

NG3:左右差を無視して同じ回数だけこなす

体には左右差があるのが当たり前です。左右で同じ回数をこなすだけでなく、硬い側・苦手な側に1〜2回多めに行うと、バランスが整いやすくなります。左右差を感じたときは、無理に可動域を広げるのではなく、硬い側をていねいにストレッチするようにしましょう。

こんな人は要注意!マーメイドを控えるべきケース

マーメイドは比較的安全なエクササイズですが、以下に当てはまる方は注意が必要です。

  • 腰椎ヘルニアや脊柱側弯症(そくわんしょう)がある方:側屈の動作が症状を悪化させる可能性があります。必ず医師に相談したうえで行ってください。
  • 肩関節に痛みがある方:腕を上げる動作がつらい場合は、腕を肩の高さまでにとどめるか、ひじを曲げた状態で行う代替ポジションを取りましょう。
  • 妊娠中の方:妊娠の時期や体調によっては側屈を避けたほうが良いケースがあります。必ず担当医やマタニティピラティスの資格を持つインストラクターに確認してから行ってください。
痛みを感じたらすぐに中止

エクササイズ中に鋭い痛みやしびれを感じた場合は、すぐに動きを止めましょう。「伸びている感覚」と「痛み」は別ものです。心地よいストレッチの範囲で行うことが、安全にマーメイドを続けるための鉄則です。

マーメイドと組み合わせたいおすすめピラティスエクササイズ

マーメイド単体でも十分な効果がありますが、他のエクササイズと組み合わせることで相乗効果が生まれます。ここでは、マーメイドと相性の良いエクササイズと、実践的な週間メニューを紹介します。

体側を鍛えるサイドベンド・サイドプランク

マーメイドで体側の柔軟性を高めたあとは、サイドベンドやサイドプランクで筋力を強化すると、ウエストラインへの集中的なアプローチが可能です。

サイドベンドは、横向きに手と足で体を支え、腰を持ち上げる動作を行うエクササイズです。マーメイドがストレッチ寄りなのに対し、サイドベンドは筋力負荷が高いため、両方を組み合わせることで体側の柔軟性と筋力をバランスよく向上させられます。

サイドプランクは、横向きの腕立て姿勢をキープする静的なエクササイズです。まずは15秒キープから始め、少しずつ時間を延ばしていきましょう。

背骨の柔軟性を高めるスパインツイスト・キャットストレッチ

マーメイドの前のウォームアップとしておすすめなのが、スパインツイストとキャットストレッチです。

スパインツイストは座った状態で上体を左右にひねるエクササイズで、背骨の回旋の可動域を広げてくれます。キャットストレッチは四つんばいの姿勢で背骨を丸めたり反らせたりする動きで、屈曲と伸展の可動域を高めます。

背骨の動きには「屈曲・伸展・側屈・回旋」の4方向があります。マーメイド(側屈)だけでなく、スパインツイスト(回旋)やキャットストレッチ(屈曲・伸展)を取り入れることで、背骨の全方向の動きをバランスよくトレーニングできます

効果を実感するための週間メニュー例

マーメイドの効果を実感するためには、週2〜3回の実施が一つの目安です。以下に、マーメイドを含む15分の体側集中メニュー例を紹介します。

順番・種目 時間の目安
1. キャットストレッチ(ウォームアップ) 3分
2. スパインツイスト 3分
3. マーメイド(基本) 4分
4. サイドプランク(左右各15〜30秒) 3分
5. 深呼吸でクールダウン 2分

取り組む時間帯としては、以下のタイミングがおすすめです。

  • :体を目覚めさせたいとき。軽めの可動域で行い、1日のスタートを快適に
  • :1日の疲れをほぐしたいとき。ゆっくりした動きと深い呼吸でリラクゼーション効果を高める

以下の記事でも紹介しています。

【関連記事】【2026年】40代のピラティス効果とは?体の変化・メリットと始め方を徹底解説

まとめ:マーメイドで体側から体を変えよう

マーメイドの効果と実践ポイントの振り返り

この記事では、ピラティスのマーメイドの効果と正しいやり方について解説してきました。マーメイドで得られる5つの効果をあらためて振り返りましょう。

  1. 体側の柔軟性が向上し、ウエストラインが整う
  2. 姿勢が改善し、猫背・反り腰を予防できる
  3. 呼吸が深くなり、肋骨の動きが改善する
  4. 体幹の安定性が高まり、インナーマッスルが鍛えられる
  5. 肩こり・腰痛の緩和とリラクゼーション効果が得られる

これらの効果を最大限に引き出すために大切なのは、正しいフォームと呼吸を意識することです。回数をこなすことよりも、1回ずつていねいに行うことで、マーメイドの効果はぐんと高まります。

まずは基本のマットマーメイドから始めてみてください。毎回のピラティスにマーメイドを取り入れるだけで、体側の変化をきっと実感できるはずです。今日から早速、マーメイドで体側から体を変えていきましょう。

よくある質問

ピラティスのマーメイドは毎日やっても大丈夫?

マーメイドはストレッチ要素が強いエクササイズのため、基本的には毎日行っても問題ありません。体側の柔軟性を維持するためにも、毎日の習慣にするのは良い方法です。

ただし、エクササイズ中や翌日に痛みを感じる場合は、無理をせず休息を取りましょう。また、筋力強化を目的としてしっかり負荷をかけて行う場合は、筋肉の回復を考慮して1日おきに行うのが効果的です。

マーメイドでウエストは細くなる?

マーメイドで腹斜筋を鍛えることにより、ウエストラインが引き締まる効果は期待できます。とくに、くびれのラインをつくるうえで腹斜筋のトレーニングは欠かせません。

ただし、ウエストまわりについた脂肪を落とすには、マーメイドだけでは不十分です。有酸素運動や食事管理を組み合わせることが、脂肪燃焼には必要です。一方で、姿勢が改善されることで見た目のくびれが際立つようになるケースも多く、マーメイドによる「見た目の変化」は想像以上に大きいと言えるでしょう。

マーメイドをすると腰が痛くなるのはなぜ?

マーメイドで腰が痛くなる場合、いくつかの原因が考えられます。

  • フォームが前屈寄りになっている:体を横ではなく前に倒してしまうと、腰椎に負担がかかります。「真横に倒す」意識を強く持ちましょう。
  • 骨盤が傾いた状態で行っている:坐骨が均等に床についていない状態で側屈すると、腰まわりの筋肉や靭帯(じんたい)に過度なストレスがかかります。
  • 可動域を超えて無理に倒している:体の柔軟性以上に深く倒そうとすると、腰を痛める原因になります。

痛みが続く場合は、自己判断で続けず、専門のピラティスインストラクターに確認することをおすすめします。フォームのチェックを受けることで、多くの場合は改善できます。

ピラティス初心者でもマーメイドはできる?

はい、マーメイドは初心者でも取り組みやすいエクササイズです。基本の動き自体は「座って体を横に倒す」というシンプルなものなので、ピラティスが初めての方でも始めやすいでしょう。

もし床に座る姿勢がつらい場合は、椅子を使った簡易バージョンから始めてみてください。最初は可動域を小さくして、無理のない範囲で行うのがポイントです。慣れてきたら少しずつ動きを大きくしていけば、自然と柔軟性が高まっていきます。

マーメイドとサイドベンドの違いは何?

マーメイドとサイドベンドは、どちらも体側にアプローチするエクササイズですが、目的と難易度が異なります。

比較項目 マーメイド
姿勢 座位(Z座り)で行う
主な目的 体側のストレッチ+筋力強化
難易度 初心者〜中級者向け
比較項目 サイドベンド
姿勢 手と足で体を支える(横向き)
主な目的 体側の筋力強化が中心
難易度 中級者〜上級者向け

マーメイドはストレッチの要素が大きく、サイドベンドは体を支えるぶん筋力負荷が高くなります。両方を組み合わせることで、体側の柔軟性と筋力をバランスよく鍛えられます。まずはマーメイドから始め、慣れてきたらサイドベンドもメニューに加えてみましょう。

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